職場問題はどこでも起こる可能性があります。人間関係が原因である場合が多く、女性ではセクシャルハラスメントで悩んでいる方もいらっしゃることでしょう。セクシャルハラスメントの対処法としては、労働基準監督署へ通報するなどの行動を起こさなければ解決しない難しい問題も少なくありません。相手も人間であるため、話し合いで解決できることもあれば、まったく分かって貰えない場合もあり、「スキンシップだからセクハラではない」「ちょっとからかっただけ」などと反省しない事も珍しくないようです。
また、セクハラと同じくパワハラも多く存在し、上司から部下へ(逆の場合もあり)の虐めや嫌がらせを職場内の地位を利用した行為が問題になっています。言葉で罵ったり、悪口などを浴びせる精神的なパワハラから、殴る蹴るという身体的苦痛のパワハラまで、いろいろなケースがあります。身体的苦痛の場合、日常生活に支障をきたす程の怪我をしているのであれば、直ぐに近くの行政機関へ行くべきでしょう。
一方、精神的なパワハラは、第三者が見ても理解してくれない、気づかない事が多く、本人が声を発しないと気づいてもらえないケースもあります。もしも、我慢できないほどの苦痛を感じるのであれば、精神科や心療内科を受診して診断書を書いてもらい、休職して身体や心を休めることも時には必要です。そして、何故問題が起きてしまったのかをじっくり考え、自分自身に原因がある場合は、改めるようにしましょう。
しかし、理不尽だと思える場合は、無理をして会社に留まる必要はありません。転職という方法も視野に入れてみてはどうでしょう。環境が変われば、気持ちを新たに頑張れるという人も少なくないはずです。